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薬草日記

永沼敦子の薬草ブログです

苗、追加

先週、ハーブの苗を追加しました。

・スイートマジョラム
使ったことも聞いたこともなかったのですが、ハーブの事を調べていたらやたらと印象に残る名前だったので選んでみました。「マジョラム」とても謎めいた響きです。シソ科の多年草なので、オレガノのように少し地味な存在?かと思いきや、調べてみたら精油を採取するので香りがよいことがわかった。けど・・・・

リラックスさせるはたらきが高く、長時間使用しすぎると心身共に麻痺状態になることがあります。

と注意をしているサイトもあったり。気持ちいいから使いすぎは禁物。

 

・ネトル(イラクサ
含まれている「ヒスタミン」成分が花粉症などのアレルギーに効果的ということで、ネトルティーが人気らしい。抗ヒスタミンなら、この季節ドラッグストアでよく見る言葉。え?つまり毒で毒を抑えるのでしょうか。
私は花粉症ではないので、ネトルをガンガン試さないと思いますが気になるので植えてみました。しかしトゲに刺さると「うぎゃ!!」と言うほど痛い。トゲに要注意と案内があったけど、甘く見てました。ちょっと触れただけでも、ぷくっと蚊に刺された様にふくれましたよ。


・フローレンフェンネル
根っこから種まで使える、肉厚な肥大茎が特徴のあの変な形したフェンネル
原産地が南ヨーロッパから地中海ということなので、冬は過保護にしないとな。香草を料理にうまく使えるほど料理が得意ではない。フェンネルのお酒なら飲んだ事がある。ここで購入 スティーレミューレ

http://www.staehlemuehle.jp/

初めての味です。うまい。

種は生薬でも「ウイキョウ」としてよく使われています。種も香りが高いです。

 

・マシュマロー
お菓子のマシュマロはこの根っこから作っていたらしい!へえ。。マシュマロ、大好き。だからと言って根っこからマシュマロを作ろうとは思わないけど、これも名前の響きがよい。不思議な幸福感。ネットで調べていたら「ウスベニタチアオイ」と出てきた。タチアオイはよく見かけるけど、ウスベニ・・・なんて可憐な存在は知らなかったです。

 

・コモンセージ

・コモンタイム

 

・ミシマサイコ
生薬でよく使われる「柴胡」
私が飲んでいる漢方薬に柴胡がよく含まれているので、育てみたくなった。根を採取して生薬にしようとは思わないけど。。よく考えるとすごく手間がかかっている、生薬って。
晩夏、黄色い小さな花を付ける。本州から四国・九州の野山に自生しているという事だが、今では乱獲があったせいで絶滅危惧種に。実家に帰った時に見つけたとしても、撮影だけして採取はやめよう。

 

写真は無しです。作業に疲れすぎて、また今度撮ろうってなってしまっています。

種追加

春はいろいろ忙しい、、、
ということを理由にこの薬草日記の更新も滞る。

 

もともと日記や記録を残すという事に興味がないため
正直このブログもいつまで続くかわからないが、あれやこれや書きたい事はたくさん。

 

メモ的に・・・
畑に 綿とミョウガを追加しました。

綿はそう、あの綿、コットン。日本の在来種を植えたかったが種が手に入らなかったのでフランス製。コットンは薬草ではないけど、人の生活に密に関わっているためこれは種から根っこまでを知るべき。という勝手なおもい。日本は綿布の輸出が世界一の時があったみたいだけど、今、畑に植えられている光景を私たちはみたいことがあるだろうか?それだけ衰退してしまった綿、知りたい。

 

あとミョウガ。もうこれは・・・夏に向けて!私は消費量がはんぱない。
しかも「薬」味(やくみ)です。
一度受けたらすごく増えるらしいのですが、日陰がお好み♡
この畑は日陰なんてか弱いことは言ってられない場所。分厚いマルチの方法を考えなければ。

そして、種を蒔く

なぜ急ピッチで畑にするための整地を進め、何も土に入れない状態で苗を入れたのか。
整地を急いでここに何かを植えないといけない理由があり、詳しいことは書けないが
とりあえず植えたのが前回の苗。

堆肥等を入れず栽培をするとえらそうに書いたが、広い敷地なので腐葉土等にお金をかけてられない事情もあります。なので荒れ地に強そうなものだけを選んで育てることにしました。手がかかるものも、もしかしたら土地と相性がよくて育つかもしれないけど。


そしてさらに、なんの予定もなくすでに持っていた種を自分の誕生日に種を蒔いてきました。誕生日っていうのはたまたまですが・・・。

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ルー(ヘンルーダ

 

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ペパーミント

 

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ジャーマンカモミール

 

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ニガヨモギ(ワームウッド)

 

あと、青じそ&赤じそ

ルーとシソの種以外はとても細かいです。
蒔き方のコツなどがネットにも出ていましたが(紙に移してうんぬんなど)、それすらも直播き初心者の私には不可能に近い!ため、考えたのが少量の土に種を混ぜ、その土をサラサラと畑に蒔く方法です。
覆土が必要なのと不必要なものがありましたが、多少は大丈夫だろうと思い細かい種はすべてその方法で蒔きましたが、果たして発芽するのか?

 

水やりは頻繁にできないため、しかも腐葉土など入れていないため保水性を持たせるたねに畝は大きくしてもらいました。もらいました、というのは一緒に作業しているAさんにせっせと作ってもらっていただいてました。畝に種を蒔いたらマルチ。

マルチの材料はAさんが腐葉土を作ろうとしてためていた草があったため、それをいただく。上の方は飛んできた種で草が生えてきてた(笑)

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プランターで種まきをしたことはあったけど、直に蒔くのは初めてなのでマルチの量をよくわからない。とりあえず、表面が乾燥しない程度に被せたつもりです。これであってる?乗せすぎ?

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f:id:yakusounikki:20170326173955j:plain一番左、道路側にはニガヨモギを植えました。成長はそんなに早くないのですが、緑の柵のつもりです。これでは全然足りないので、もう1人一緒に作業する方の提案で麦を植え柵を兼ねた緑肥計画も進めていきます。

 

春っていつも疾走感がありますが、今年は特に早くなりそうだな。

もうひとつの畑

関東でも畑やりたいなら農薬消えてるのがあるよ。

 

おお!神の一声?

こんなにも早く願いがかなうとは。

 

実家の畑で薬草畑を始めたけれど(まだ何も植えておらず、母親が最近ポットに種まきをしてくれた)、自分が住んでいる近くの畑で成長の様子を観察したい。電車で1時間くらいで行ける畑があればいいなあ。そんな都合いい話しあるだろうか。

 

電車とバスを使って1時間半ちょっとかかりますが、友人の友人が声をかけてくれました。場所はナイショですが、とてもひろい土地です。同じく、畑を探していた友人に声をかけて3人で畑作りが急ピッチで始まったのです。(今はまだ2人だけど)

 

が、10年以上使っていなかった芝が生えていた土地。
耕すのも大変。

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まず、ギシギシの根がすごい。(ちょこっと顔を出すギシギシ)

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こんなに太いの?そして深い!ネットで調べたらギシギシの被害が多く出ていましたが、りんごで有名な木村さんは抜かなったとか・・・。しかしこの量です!!

 

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私、素人ですが、これは抜いた方がいいよね?と判断して、おりゃ!おりゃ!って取ってます。マメトラをかけてもらったので(連日本当に感謝です、Aさん!)抜きやすいですが、キリがない作業に閉口ぎみ。

 

でも あ〜かわいい、つくし。が、たくさん生えてたり。

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畑のすぐ横におそらくアミガサユリがひっそり生えてたり!うれしい!
生薬名:バイモ

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こんな小さいものに救われ、まだ荒削りですがなんとか今日、苗を植えました。
この畑はとりあえず、なーんにも入れないでその土地の土だけでやってみようと思っています。腐葉土も堆肥も苦土石灰も入れていません。ちゃんと育つのかまったくわかりません(笑)。
実家の畑はいろいろ入れました。その差を実験してみたいのです。薬草の香りがどう変わるのか?

 

ということで、とりあえず先日東京都薬用植物園で買ってきたハーブの苗をポンポンと!
ナスタチウム

・アップルミント

ローズマリー

ワイルドストロベリー

レモンバーム

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このあとまだまだ、いろいろ種を追加していきます。大忙しな春・・・・

早春、黄色の花に囲まれた

1、2ヶ月に1度は通う 東京都薬用植物園

東京都健康安全研究センター » 東京都薬用植物園

園内にある売店にハーブの苗の販売が始まったとのことで行ってきました。
もちろん、薬草たちの観察も兼ねて。

園内の畑はこれから苗を植えるのか、種を蒔くのか、
係の方々が植物の根っこ取りを黙々とやられていました。この植物園は派手さはないが、植物たちが丁寧に管理されている過程がわかるのでとても勉強になる。
どの植物園が一番好きか?と聞かれたら、高知の牧野植物園と1、2位を争うくらい。

まだ早春、と呼ばれる季節。
梅の花が目立ってはいたけれど、葉に先だって黄色い花がある一角にまとまって咲いていたので気持ちがフア〜とあがる。

サンシュユ ミズキ科 
生薬名:サンシュユ
黄色の線香花火みたいにポンポン咲いていた。
滋養強壮ということで漢方ではよく使われます。有名なところでは八味地黄丸・牛車腎気丸。酸味がちょっとあるので、おいしいとは言えないけどグミみたいな実はとてもかわいい。

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ミツマタ ジンチョウゲ
日本では和紙の原料植物として有名。小さい花がまとまっているが、花弁ではなくがくが開いて花の様になっているらしい。枝が三つにわかれるからミツマタという名前だが、どの枝もちゃんと三つにわかれるからなぜだろうと考えた事があるけど、調べずいつもなぜだろう・・・だけで止まってしまう。

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フキタンポポ  キク科
生薬名:款冬花(カントウカ)つぼみを使う 
日本では自生していないとのことで、地下茎で増えるので道端で見かけるタンポポとは違う。同じキク科でもタンポポではない。でも背が低くてなんともかわいらしいです。
私は生薬してのフキタンポポを先に知りました。咳止めとして風邪の煎じ薬に入れられます。

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芳樟 ーホウショウー 2

すっかり記憶から抜けていた芳樟。

今年ここを訪れたことがきっかけで再会しました。

開門山麓香料園  

開聞山麓香料園 芳樟ガーデン【日本で最初のハーブ農園・指宿・開聞岳・ドライブ・観光地】

 

昨年初めて行った際はさらっと見学というだけだったのですが、今年に入ってなぜかとても気になり再訪。常緑樹がうっそうとしており、奥にハーブ園と隣に蒸留工場があります。売店には精油ハーブティーが。そこでオーナーのような方に差し出された精油が芳樟でした。
園内にうっそうとしてた常緑樹は芳樟で、牧野植物園で一度会った出会っていることを思い出しました。

芳樟の詳細は こちらから

http://www.hoshogarden.com/holeaf.html

 
香りを言葉にするのは本当にむずかしい。どう伝えたらいいのかわからないこの清潔感あふれる香り。純度が高いことものありダイレクトに体のいろんな神経にぐいぐいと届いていきます。
樹木なのにウッディ系特有のちょっと尖った香りではなくて、とても柔らかい甘い、とーっても落ち着く香りです。
もう宝生舞、なんてふっとんでます。
 
ここの工場もかっこいいんです。

f:id:yakusounikki:20170319212747j:plain蒸留の体験もできるらしいのです、もちろんやってみたい!東京から指宿までかけつけよう。

 

あ〜芳樟。すばらしい、、芳樟 その3 も書きます。続く。

芳樟 ーホウショウー 1

その樹をはじめて見たのは2015年5月

高知にある牧野植物園で。


クスノキの下にベンチがあったので、そこで樹の幹と葉っぱを眺めなからお昼ご飯を食べてました。ふと名前のプレートが目に入り、??となったんです。
なじみあるクスノキかと思っていたら

「芳樟 ホウショウ」

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え? ん?
ほうしょう?もう宝生舞しか思い浮かばない!品種?
しかも樟脳とはちがうものを含んでおり、高級香料として用いられる?
高級なら私とは縁がないなあ、、、、と頭の中がグルグル。


確かに葉もクスノキとくらべたら縁が波打っている。クスノキの葉は仲間の月桂樹とよく似ているので想像しやすいと思います。けどこれは波打ってます。
花は終った後だったのかな。

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私が生まれ育った地域にはクスノキは当たり前のように生えています。日本一大きなクスノキもあり、冬も葉を落とさず青々と、どっしりとした存在感なので、いろんなものを受け入れてくれる包容感が好きで、帰ったらたまに会いにいきます。
枝も太いため、苔とか、シダとかたくさん付着してそれらも伸び伸びと生きています。

芳しい樟と書いて ホウショウ
初めて知った事実に驚きながらも、牧野植物園ではいろんな植物との出会いが会ったためしばらく存在が薄くなっていました。

 

2年後、芳樟と別の姿で再会するのです。したのです。ああ!あの時の! みたいな。
うまく言葉に表現できるかわからないほどの鮮烈さ。
芳樟 ーホウショウー 2に 続く…