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薬草日記

永沼敦子の薬草ブログです

味覚と匂いの薬効

慣れない畑仕事をやったことが体には負担だったのか、

東京に戻ったとたんに風邪をひいてしまった。作業をしている日々はあまり疲れを感じていなかったため、気をはりながら体を動かしていたようです。

いつもなら漢方で短期間で回復させるのに、今回は少し長引いていてずっと鼻が詰まった状態。それでも何かを少し胃に入れようと思って食事をするが味がわからない。

じゃっかん感じるけどとても鈍っているため、お寿司をごちそうになったがおいしさ半減!でとても残念な状態。あきらめて緑茶をすする。緑茶の味も半分なので、、「味わう」ということができなくなっている。

 

鼻がつまったことで嗅覚が失われ、味覚も失われている。。。失うというほどではなくても、風味を感じれなくなっている。食べる事が大好きなわたしにとってはとても大きな障害です。味覚と嗅覚ってこんなにも密とは。。。

 

生薬やハーブは香りが強いものが多い気がします。

ハーブはこれから栽培してみて実感したいところですが、

生薬でいくつかあげると、まずボタンピ(牡丹皮)!

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花   のボタンの根の皮です。

これがツーんと鼻につく香りで、私はちょっと苦手なのです・・・。こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど殺虫剤のようで。ただ薬効(活血)は高いため婦人系の漢方によく使われています。

あと、ケイガイ(荊芥

これはシソ科の植物。この匂いもボタンピ同様好みがわかれると思います。シソ科特有の強いもの香りなのですが特異すぎて「うっっ」と息が詰まりそうで換気扇をまわしたくなります。と書いたらこれも怒られそうですが、両方とも決して臭くはない。

薬っぽいな〜という匂いなので致し方ないのかなと思ってしまいます。

 

ハーブと呼ばれるものを香りが強い草が民間薬として使われていて、生薬も香りが強い草はほとんど薬になっていることも、大昔、薬として選ぶ基準になっていたのかな。動物的感覚で、草の匂いで「おお、、これは香りが高い、なんだか体にいいかもしれない」と。

 

薬の薬効(ここで言う薬は生薬・ハーブだけにします)は匂い・その次味、も含まれているような気がしてならない。ミントはさわやかな香りとシュッとした味。いかにも風邪に効きそうだ。何種類もの生薬をグツグツ煮込んだ煎じ薬は、独特の匂いで決しておいしいものではない。これを飲んでいるから症状はよくなるはず!と思わず暗示をかけたくなる。

効果のほどは個人差があるにせよ、味覚や匂いが薬の効果の数パーセントは影響あるんじゃないかなとモヤモヤとした思いをめぐらせながら、今日も鼻づまりと体力を回復させる漢方を飲んでいます。

 

10種類近く生薬が調合されています。40分ほど煮込んで「湯薬」として飲みます。

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